森羅万象から学ぶ人生羅針盤「誰にも負けない「一発」を持つ」
2024.10.25
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「誰にも負けない「一発」を持つ」
妻も友人も韓流ドラマのファンで、私も帰宅後、妻と一緒に録画した韓流ドラマを観ております。その人気の秘密は、私たちのような昭和世代が喜ぶような、昔のドラマのストーリー展開をしてくれるところが大きいと思います。悪役が憎々しく、ハラハラドキドキが連続するところが良いですね。
それに加えて、俳優さんたちの演技力に幅があり、善人でも悪人でも巧みに人物に演じ分けられることも大きな魅力です。
これに対して、現在の日本の若手俳優は、決まったタイプの役柄しか演じられない幅の狭さを感じます。「何を観ても、何を演じても同じにしか見えない」と悪口をいわれる所以(ゆえん)です。
しかしこれが悪いとは思えないのです。芸能界を代表する大スタークラスになれば、誰にも負けない「一発」があり、それがあまりにも大きいのです。
どんな役もできてしまう俳優さんも素晴らしいと思います。しかし「もしもシリーズ」ではないですが、「もしも高倉健さんが駅員を演じると……」「もしも石原裕次郎さんが刑事課長を演じると……」「もしも木村拓哉さんが検事を演じると……」というように、自分から役のイメージに近づくのではなく、役を自分に引き寄せる大きな魅力がある証拠なのです。
こうした誰にも負けない「一発」を持つことは、ビジネスマンにも必要です。何でも器用にこなして、いわゆる器用貧乏になるよりも、これをやらせたら右に出る者はいないという「一発」のほうが、組織に大きな利益をもたらすことを忘れずに、自分の中にある誰にも負けない「一発」を磨いてください。
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