森羅万象から学ぶ人生羅針盤「迷いからは迷いしか生まれない」
2024.08.24
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「迷いからは迷いしか生まれない」
ペルシャのことわざに、「『もしも』と『だけど』が結婚して、『であったらよかったのに』が生まれる」があります。誠に皮肉なことわざですが、「もしも」、「だけど」、「であったらよかったのに」の3つに共通する概念は、迷い以外の何物でもありません。
「もしも」という迷いは、不安という言葉に置き換えられます。確かにあらゆる物事には不安要素がついてまわっていますが、それに憑(つ)かれてしまうと、何事にもおっかなびっくりでしか対応できなくなってしまいます。
「だけど」という迷いは、否定という言葉に置き換えられます。否定は言い訳の元にもなり、決して建設的な意見ではありません。
そして、「であったらよかったのに」という迷いは、後悔という言葉に置き換えられます。それはいくつかの選択肢のうち、別のものを選んでおけばよかったという類の後悔であり、これもまた「何が正しいのか選ぶのが怖い」という迷いなのです。
つまり、迷いを元にして、不安と否定と後悔が生み出されるのです。迷いからは迷いしか生まれないのです。ならば「大丈夫」という安心と、「これしかない」という確信を結婚させると、「思った通りになった」という成功が誕生します。
人間であれば迷いがあって当然です。それがあるからこそ、仏様の有難いお言葉で迷いを払拭できるのです。そして迷いを消し去ることができたら、強い信念に裏打ちされた「安心」に、様々なエビデンスの上に構築された「確信」を掛け合わせ、「成功」を手にしてください。
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