森羅万象から学ぶ人生羅針盤「重要でない役割などない」
2025.05.29
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「重要でない役割などない」
仮に仕事を舞台のお芝居に見立てましょう。そうなればそれぞれの仕事に配役が割り振られます。主役もいれば脇役もいます。善人もいれば悪役もいます。中には役名すら与えてもらえないような端役もいます。
しかしお芝居は、どの役が欠けても成立しないのです。特に端役でも大勢で揃ってダンスを踊るような場合、1人でも不揃いな人がいれば、そのお芝居は台無しになってしまうからです。
要するに役の軽重に拘らず、自分の役を完璧に演じなければすべてが無に帰すのです。ビジネスも同様で、重要でない役割など1つもありません。
自分の仕事は誰かの仕事の助けとなります。また誰かの仕事が自分の仕事を助けてくれることもあります。みんなが同じ気持ちになることで初めて成果が生まれ、その気持ちの連携が大きければ大きいほど、成果の規模も大きくなるものです。
企業トップや上司は、社員、部下に対して、「自分の仕事は誰のどんな役に立っているのか」を考えさせる習慣をつけさせましょう。お客様のため、社会のために役に立っていることは言うまでもないことですが、お芝居ならいっしょに舞台(仕事)を踏んでいる他の役者(社員)の役に立っていることを意識付けすることは極めて重要です。
「自分の代わりはいくらでもいる」「自分の仕事なんてあってもなくてもいいものだ」などと少しでも思えば、芝居(仕事)のクオリティは下がり、観客(お客様)にも自然と伝わってしまい、リピーターにはなってくれません。
改めて、重要でない役割など1つもないことを強く認識し、与えられた役を全うすることに全力投球しましょう!
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