森羅万象から学ぶ人生羅針盤「階級は立場の違いに過ぎない」
2025.06.10
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「階級は立場の違いに過ぎない」
ドイツの哲学者カール・マルクスの、「今日まであらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」という有名な文言がありあす。これを思い出すたびに、「そうかもしれない。やはり私の会社・躍進で、『躍進5原則』を制定して間違いなかった」と確信するのです。
「躍進5原則」は、家族、社員仲間、協力業者、仕入先、お客様という、我々を取り巻くすべての関係性において、「360度皆HAPPY・自他共幸福の実現へ」のために、5つの原則を実践するものです。
現在、わが国には身分制度はありませんが、上司と部下など立場の違いを階級にすり替えたものはたくさんあります。「躍進5原則」はそれを踏まえたうえで、皆が平等に幸福になれることを目的としているのです。
そもそも身分や階級などが悪用されるから「いずれ取って代わって支配してやる」という争いが起きるのです。
繰り返しになりますが、身分や階級は立場に違いがあるだけなのです。家族間でお父さんが「俺が稼いでやっているんだから一番偉い」と思うこと自体ダメです。社員仲間も立場や役割、責任の重さに違いがあるだけです。
社外に目を向ければ、協力業者や仕入先がいなければ、住宅業界は言うに及ばず、すべての業界で機能停止に陥ります。そしてお客様とは債務(仕事)と債権(お支払い)という平等の関係にあり、どちらかがいなければどちらかが困るだけです。
改めて、階級は立場の違いに過ぎないことを強く認識し、たとえ家族といえども他人を見下すようなことは絶対にしてはいけません。
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