森羅万象から学ぶ人生羅針盤「青春の2大要素」
2024.09.23
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「青春の2大要素」
文芸評論家の亀井勝一郎氏は、「青春時代とは第2の誕生日である」と述べています。これは自我が確立し、自分はどうあるべきか、人生をどう歩むべきかと考える頭の中のネットワークが完成したからです。
しかし亀井氏は、もう1つの重大な要素として、自我を確立させてくれた「出会い」を挙げています。それは、書物でも、生涯の師と仰げる人に巡り合うことでも、お互いを切磋琢磨しあえる友人でも、一生をともに歩める異性でも良いのです。
「自我の確立」と「出会い」という青春の2大要素がなければ、大人の階段の第一段を踏み出すことはできず、第2の誕生日として覚醒することはないでしょう。なぜなら、いくら自我が確立しても無知や経験不足は否めないからです。
それをそのままにしておけば、その後の充実した日々は約束できません。しかし書物、師、友人、恋人などが与えてくれる良い影響がきっかけとなり、自分磨きが始まります。
特に、自分磨きとなる「出会い」の無い青春は無軌道の青春で、ともすれば若気の至りで人の道を踏み外す危険性も秘めています。
もし青春を、その後の人生の大いなるスタートラインと思うのであれば、「自我の確立」と「出会い」という青春の2大要素を手に入れてください。
これは誰でも通る道であり、書物、師、友人、恋人などが与えてくれる影響の1つで、人生というものは180度違う方向に向かうことを忘れてはいけません。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「部下を育てる上司の重要性」