森羅万象から学ぶ人生羅針盤「面白そうだと思ったら挑戦する」
2024.02.06
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「面白そうだと思ったら挑戦する」
有名な慣用句に「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なりゃ踊らにゃ損損」があります。これは、もし面白そうだと思ったらどんどん挑戦したほうが良いという捉え方をすべき言葉でしょう。
スポーツなどは、観戦しているよりも自分がプレーするほうが何倍も面白いと思います。もちろん運動神経が鈍かったら、思うようにプレーできずつまらなく感じるかもしれませんが、同じレベルの下手な者同士で試合をすると、勝負が拮抗して意外に面白く感じるものです。
友人の知り合いである投資型マンションの建設・販売を行っている会社の創業社長は元銀行マンでした。そこで融資担当として500件以上の実績をあげていたのですが、なぜか建物を見ることが好きで、特に工事現場を何回も見ながら建物が出来上がっていくプロセスを楽しんでいたのです。
そしてその社長は融資先の話を様々に聞いているうちに、相続税をはじめ節税の問題で悩みを抱えている経営者が多いことに気付きます。そこで建物好きが高じて「踊らにゃ損損」とばかり脱サラし、投資型マンションの建設・販売を始め、節税対策のビジネスに進出し成功を収めたといいます。
まさに、建物の観察者から建設のプレーヤーに転向したのですが、やはり好きなものであるから「自分がプレーヤーになった方が面白い」といち早く気付き、それを実践して成功したのです。
繰り返しになりますが、面白そうだと思ったことは迷わず挑戦してください。もちろん綿密な計画を立てて実行しないとビジネスとして成功しませんが、面白いと思えばどんな苦労も厭(いと)わないものです。多くの先人・先哲はこうして成功者になったことを忘れないでください。
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