森羅万象から学ぶ人生羅針盤「2つのルサンチマン」
2025.12.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「2つのルサンチマン」
与党の政治家でありながら、野党の政治家でもびっくりするような外国の利益代弁者、もしくは「この人、日本を売り渡す手助けをしているのではないか」と思われる人がいます。
これには、与野党の議員を問わず、大きく分けて2つの原因があると友人は言うので、解説してもらうことにしました。
友人は、「この2つに共通するワードはルサンチマンだ」というのです。ルサンチマンとはフランス語であり、弱者が敵わない強者に対して内面に抱く、「憤り・怨恨・憎悪・非難・嫉妬」といった感情だそうです(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)。
そしてそこから、弱い自分は善であり、強者は悪だという「価値の転倒」が行われ、ともすれば誤った被害者意識を生み出して、場合によっては人を犯罪へと向かわせ破滅的な結果を招いてしまうこともあるのです(同)。
これを踏まえて、1つ目のルサンチマンは、旧憲法下で、持てる者が持たざる者から搾取してきた被害者が、その悔しさを孫子(まごこ)の代まで伝えてきたことが原因です。これは、無理やり徴兵されたことに対する復讐心も含まれます。
2つ目は、会社における資本家と労働者の対立が原因です。資本家はいわば給料を“人質”にとって労働者を支配してきたからです。解雇しても「文句があるなら裁判で来い!」となり、大抵は解決金というお金で決着をつけられ、結局解雇は撤回されないまま終わるからです。
この2つを踏まえ、友人は私の会社・躍進の経営理念である「躍進5原則」は稀なケースだと言っております。
私も、家族、社員仲間、協力業者、仕入先、お客様という、我々を取り巻くすべての関係性において、「360度皆HAPPY・自他共幸福の実現へ」は、ルサンチマンを生み出さないシステムと心得ております。皆様もルサンチマンを生み出さない会社づくり、ひいては社会づくりに尽力してください。
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