森羅万象から学ぶ人生羅針盤「60歳を過ぎた人の責任ある言葉」
2025.12.18
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「60歳を過ぎた人の責任ある言葉」
60歳を過ぎたあたりから、言葉に重みがなければ誰も認めてくれないことに気付きました。特に自分のことに限らず、昔話や自慢話ほど中身がないと思っています。
その代わり、「昔はこうだったけど、今のやり方を一緒に考えよう」「私はこうしたけれど、あなたならこうしてはどうだろうか」という話には耳を傾けてくれます。
また、ありがたいことに私は「新し物好き」な性格なので、オフィス機器だけでなく、家電や若い人たちが使っているスマホのアプリなどは、決して否定せず、むしろ使い方を教えてもらっています。
むしろこうした動きを否定することは、現代そのものを否定していることと同じです。それは、自分が時代に追いつけないほど精神年齢が歳を取った表れでもあるのです。
こういった点を踏まえながら、60歳以上の年齢ならではの言葉をしゃべりましょう。まず若い人の意見を聞いて、それを全部受け入れてから寄り添いながら言葉を発するのです。それが「亀の甲より年の功」というものです。
言葉を発するときは、ここぞという時だけに絞りましょう。それが60歳を過ぎた人の言葉の重みなのです。まずは見守り、よほど人の道に外れていなければ言葉を発してはいけません。
そして絶対に言ってはいけない言葉は、「君は若いから無理だ」です。これほど若い芽を摘む言葉はありません。可能性の否定だからです。
そしてもし失敗しても、発明王エジソンのように、「うまくいかなかった方法が分かっただけだ。次に進め!」ということが60歳を過ぎた人の責任ある言葉なのです。
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