森羅万象から学ぶ人生羅針盤『まずは「見よう」とする』
2022.01.19
森羅万象から学ぶ人生羅針盤『まずは「見よう」とする』
地動説を唱えた一人であり「振り子の等時性」の発見などで知られるイタリアの物理学者、天文学者であるガリレオ・ガリレイの言葉に、「見えないと始まらない。見ようとしないと始まらない」があります。物事は見えたところからスタートしますが、それ以前に見ようとしない限り、永遠に見ることはできません。
よく「○○したいと思っている」と口にするも、実際にはできていない人を多く見かけます。そして、その様子をつぶさにみてみると、取り組むこと自体をしていないことが多いのです。
営業マンとして、トップの成績を収めたいと思うのであれば、まずは商品やサービスに関する知識をはじめ、お客さまに関する情報のすべてを徹底的に頭に入れる、つまり「見よう」とすることから始めます。そうすることで初めて、成績トップ達成という目標が「見える」のです。
また、開発担当者も、より便利なものを作るための情報・データ収集をスタートする、つまり「見よう」とするのです。そうすれば、具体的な研究開発の方向が「見える」のです。
これは、私生活にも言えることです。もしダイエットしたければ、甘いものを控え、運動をすることから始めて、「見よう」とするのです。そうして理想体重というゴールが「見える」のです。もちろん、必ず痩せられる保証はありませんが、まず生活習慣を改めなければ、減量は始まらないのです。
物事は始めが肝心です。必ず「見る」前に、「見よう」としなければなりません。そして、常に「見よう」という姿勢でいるだけでも、おのずから「見えてくる」ようになるものです。そのことを肝に銘じて一歩でも先に進んでください。
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