森羅万象から学ぶ人生羅針盤【「住めば都」は不可欠な要素】
2025.03.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤【「住めば都」は不可欠な要素】
以前、ノートルダム清心学園理事長を務めた渡辺和子氏の著書『置かれた場所で咲きなさい』をご案内しましたが、これをさらに拡大して解釈すれば、「住めば都」になるのではないでしょうか?
どんな所でも、住み慣れるとそこが居心地よく思われてくるということ(デジタル大辞泉より抜粋・要約)で、心の持ちよう1つで決まることなのです。そしてこれはビジネスに絶対不可欠な要素と言っても過言ではありません。
就職で第1志望の会社に入社できなかった人はたくさんいるはずです。しかし第2志望、第3志望であっても、不思議なものでそういう会社のほうが人間関係が良好であったり、初めて手掛けた仕事が意外に性に合っていたりして、まさに「住めば都」そのものなのです。
ここで思い出されるのが、この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』で何度もご案内している物理学者・寺田寅彦氏の「興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合がどうも多いようである」という言葉です。
仕事の内容もさることながら、「住めば都」というくらいなので、人間関係をはじめとした環境面の相性が抜群に良かったことに他なりません。
そしてこれは、意図的に作り上げる必要があるように思います。企業トップは社員のために、より良い環境で全力投球してもらえる工夫をする必要があるのです。
改めて「住めば都」は、ビジネスに絶対不可欠な要素であることを強く認識し、より良い職場環境の実現に邁進してください。
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