森羅万象から学ぶ人生羅針盤【「明日のため」こそ今日のすべて】
2025.06.03
森羅万象から学ぶ人生羅針盤【「明日のため」こそ今日のすべて】
以前、ドイツの神学者マルティン・ルターの「たとえ明日世界が終わるとしても、私は今日、リンゴの木を植えるだろう」という言葉をご案内しました。「どんなに苦しくても最後まで諦めない」という決意の言葉で、著名人の言葉や格言にも、同じ意味を表したものがたくさんあります。
しかし、この記事をサイトアップしている最中に、巨大地震や心筋梗塞などの厄災で命を落としてしまい、明日を迎えられない可能性もあります。それでも高い確率で私たちの明日は訪れているのも事実です。
それを踏まえ、歌人の石川啄木は、「明日の考察。これ実に我々が今日において為すべき唯一である。そうしてまたすべてである」と述べています。
考察とは、物事を明らかにするために、よく調べて考えをめぐらすこと(デジタル大辞泉より抜粋・要約)で、それは「明日のため」に何かを為すことの下準備であり、それが今日のすべてであると言っているのです。
例えば、私の会社・躍進の主業務は住宅点検業務ですが、これはお客様の明日、つまり未来に安心・安全をお届けするために為すものです。
もし明日がないのであれば、今日を全力で過ごす必要性はないのです。しかし大抵の人はそうなると厭世観(えんせいかん)に包まれ、もう何もしないと思います。しても意味がないからです。
しかし明日の到来を確信しているのであれば、それを胸に秘め「明日のため」に今日のすべてを投入しましょう!
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