森羅万象から学ぶ人生羅針盤1回読むだけで理解してもらう」
2021.02.19
森羅万象から学ぶ人生羅針盤1回読むだけで理解してもらう」
著述業に携わる人に限らず、多くの人は、ビジネスやプライベートにおいて、様々な文章を書きます。そのうえで、最も気を付けなければならないのは、1回読むだけで理解してもらえるように書かなければならないことです。
小説などは、2度、3度と読むたびに違った発見があり、それが味わいとなって名著とよばれるようになるのです。
しかし、新聞記事などは、1回読んで理解してもらわなければ、その文章に値打ちがないといっても過言ではないでしょう。我々の書く文章も、新聞記事同様に、1回読んで理解してもらわなければなりません。
1回で理解してもらえる文章を書くには、コツがあるのです。
以前、「簡潔にはっきりと伝える」として、ビジネスの世界では、文章を書くとき、結論から伝えることが常識とされ、結論、説明、補足、総括の順に、簡潔にまとめられていれば、必ず相手に伝わると、ご案内しました。
最も伝えたい結論を最初に書くのは、ビジネスの世界では、常識なのです。
表現はシンプルに、かつ情報量を必要最小限に抑え(1テーマにつき文字数800字以内)、5W1H(もしくは6W3H)の文章構成に基づいて書かなければなりません。さらに、具体的な事例を盛り込み、読む人のレベルに合わせた言葉を用います。
そして、最も注意しなければならないのは、勝手に独自の言葉を作らないことです。誰も知らない二字熟語、四字熟語を作っても、読む人には、聞いたこともない言葉であり、当然、1回で理解してもらえる文章にはなりません。まさに、文章が独りよがりになってしまうのです。
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