森羅万象から学ぶ羅針「チャンス」をどう掴むか、「リスク」とどう向き合うか
2020.12.09
森羅万象から学ぶ羅針「チャンス」をどう掴むか、「リスク」とどう向き合うか
ファーストリテイリング(ユニクロ)社長の柳井正さんに、稀代の経営者とリーダーにこのコロナ禍を生き抜く、人生・仕事の要諦を語っていただきました。
柳井社長談話)
僕が社員に要求することは、
自分で自分のサイクルを回せということです。
商売がおもしろいのは、自分で計画して、自分で実行して反省し、
この次はもっとこういうふうにうまくやろうと
自分でサイクルを回すことができるからです。
それを人によって回されたり、人の指示でやったら、
これほどおもしろくないものはないんです。
うちの社員には「独立自尊の商売人になれ」と言っているんです。
自分を尊敬しようと思ったら、
自分で自分をコントロールできるようでないと、
自分を尊敬できません。僕は日本を駄目にした元凶は、
やはりサラリーマン社会じゃないかと思うんです。
それも大会社の安定サラリーマン。
いまこそ昔の自営業者の精神に戻るべきです。
松下幸之助さんも言っているでしょう。
社員稼業をするように、と。
社員稼業を追求するような世の中になったのに、
昔の延長線上でサラリーマンの意識でやっているからうまくいかないんです。
ほとんどの人がそうだし、個人で抱えている問題も、
会社で抱えている問題も、日本の国で抱えている問題も、
僕は全部一緒だと思いますね。(致知出版より)
自分は一家の主であり稼業を営んでいるんだとの自覚を持てば、視野が広がりワクワク楽しい喜び生活・喜び仕事ができる。人生そのものを愉しもう。
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