森羅万象から学ぶ羅針盤「スタートもプロセスも冷静に」
2020.11.17
森羅万象から学ぶ羅針盤「スタートもプロセスも冷静に」
「善は急げ」「思い立ったが吉日」ということわざがある一方で、「急いては事を仕損じる」「急がば回れ」ということわざもあります。
一見、反対のことを言っているように見えますが、これらのことわざを合わせると、「スタートは早めに、プロセスは慎重に」という意味になるのです。
しかし、人生やビジネスにおいて、必ずしも、スタートは早めばかりではないようです。
「善は急げ」「思い立ったが吉日」といえるのは、やるべきことが決定している場合です。スタートを早めに為すのは、当たり前なのです。
また、必ずやらなければならない勉強なども、「善は急げ」「思い立ったが吉日」でしょう。
反面、人生やビジネスにおいて、他に大きな影響を与えてしまうような重要な決断を迫られるときは、スタートを急がないことも大事なのです。
特に、何かを依頼されたときなど、それを実行する場合、よく考えてからスタートの判断を下すほうが、良い結果に結びつくことがしばしばあります。
それを踏まえたうえで、スタートしたことに対しては、さらに、プロセスは慎重に進めてください。
まさに、「急いては事を仕損じる」「急がば回れ」なのです。
間違いがないかを、その都度確認することも重要になってくるのです。
必要に応じて、一度決めたことを見直すことも求められます。
もし、自分の判断に不満、不安を感じる場合は、迷うことなく検討作業にとりかかるべきです。
それに、様々に検討しているうちに、自分の判断基準そのものを見直す新たなものさしを得ることができるかもしれません。
いずれにしても、スタートもプロセスも、冷静な目をもって取り掛からなければなりません。
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