森羅万象から学ぶ羅針盤「冷静になって言葉を発す」
2020.11.25
森羅万象から学ぶ羅針盤「冷静になって言葉を発す」
日本のことわざに、「言いたいことは明日言え」があります。
言いたいことがあっても、思いついたその場でダイレクトに言うのではなく、一度落ち着いて考え、後になってから言うようにしたほうが、間違いがないという意味です。
人間には、時に、感情的になってしまうことがありますが、そのような場合は、非常に危険です。
相手を傷つけてしまうような言葉を、思わず発してしまいがちだからです。
やはり、気に入らないようなことがあって、何か言いたくても、一呼吸置き、一晩じっくり考えるのです。
そして、それでも言いたいのであれば、次の日に言ったほうが、頭も冷静になっており、言葉や言い方を選ぶため、失言したり、傷つけたりすることもないでしょう。
できれば、言いたいことを書きだし、一日経ったら、読み返してみることをお勧めします。これは、言葉によるトラブル回避には、極めて効果的だからです。
さらに、メールなどの文章は、形に残るため、口で発する言葉以上に重いものです。
興奮して書いた文章は、相手に出す前に、必ずもう一度読み返してみましょう。
その際、それは、自分に対して書いたものと思って、冷静に、客観的になって読んでみてください。
感情にまかせて発した言葉には、後悔が付きまといます。
一度言葉を発すれば、回収することができないからです。
そうすることで、自分自身も傷つけてしまうのです。
やはり、「言いたいことは明日言え」なのです。
明日になれば、ひょっとしたら、何も言うことがなくなっているかもしれないからです。
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