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森羅万象から学ぶ羅針盤「悪人こそ救われる」
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森羅万象から学ぶ羅針盤「悪人こそ救われる」

2021.01.14

森羅万象から学ぶ羅針盤「悪人こそ救われる」
僕は、日蓮仏法の信奉者ですが、
 浄土真宗の開祖・親鸞聖人の言葉をまとめた『歎異抄』のなかに、「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」があります。
 直訳すると、「善人は救われる。悪人なら尚更救われる」というものです。

 この言葉のなかで、最も注目されるのは「いわんや悪人をや」の部分です。
 善人よりも、悪人のほうが救われるのであれば、みんなで悪いことをしそうなものです。

 しかし、ここでいう悪人とは、法律や道徳を守らない人を指しているのではないのです。
 仏様の目には、人の持つすべての「悪」が見えてしまうので、この世のすべての人は「悪人」なのです。つまり、人のダメな部分に、根本基準を置いているのです。

 そして、「自分はダメな人間である=悪人である」と気付いた人に、より仏様の救いの手が差し伸べられるという意味なのです。
 これは、浄土真宗の教義の中にある「悪人正機(あくにんしょうき)」という思想に由来するものです。

ちなみに、ウィキペディア(Wikipedia)からの抜粋・要約によれば、悪人とは「衆生(すべての人)は、末法(お釈迦様の死後2,000年以降の時期のこと)に生きる凡夫(物事の道理を知らない人)であり、仏の視点によれば『善悪』の判断すらできない、根源的な『悪人』であると捉える」としています。

 「悪人正機」を、日常生活に置き換えて、まず、自分はダメな人間=悪人であると考え、フラットな気持ちになりましょう。そして、それを改めることで、周りから認められると認識すればよいのではないでしょうか。
 やはり、悔い改めた人は、救われるのです。真の救いというものは、そういう人に向けられるべきものなのです。

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