森羅万象から学ぶ羅針盤「発想力を鍛える」
2021.01.06
森羅万象から学ぶ羅針盤「発想力を鍛える」
『アイデアのヒント』の著者として知られているアメリカの広告プランナー、ジャック・フォスター氏の言葉に、「アイデアを思いつくから楽しくなるのではない。楽しいからアイデアを思いつくのだ」があります。
それは、発想力に富んでいる人は、様々な考えを、まるでパズルでも組み立てるかのように、楽しんでいるからです。
彼らは、元々、他の人間と比較して着眼点も違い、常に、周囲のことに関心を寄せていますが、それは、特別な能力ではありません。誰しも、自分の発想力を鍛えることはできるのです。
まず、常日頃より、様々な問題点を探し、イマジネーションを繰り返します。たくさんの本を読み、情報、知識を仕入れ、メモ魔になることも大事です。
そのうえで、いろいろな考えの要素をもって、足し算(組み合わせる)、掛け算(何倍にもする)、割り算(足して2で割る)をしてみます。そして、「化学反応」を起こさせ、まったく新しいものを作り上げるのです。
そして、今度は、無駄なものを、引き算します。足し算、掛け算の結果、出来上がったものには、必ず、不要な要素がつきまとっています。それを、そぎ落とすのです。そうすることによって、発想の特徴を浮き彫りにします。
さらに、物事をアレンジします。つまり、模倣し、改良を加えるのです。
また、ひとつのことに集中すると同時に、こだわらないようにします。発想に柔軟性を持たせるためです。
こうした習慣づけができれば、必ず、発想力の豊かな人になれます。そして、新たなことを思いつくことが楽しくなるのです。
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