森羅万象から学ぶ羅針盤「的確に言語化できるお客さまに聞く」
2020.10.15
森羅万象から学ぶ羅針盤「的確に言語化できるお客さまに聞く」
お客さまのニーズを知るには、徹底したヒアリングの実行が必要です。
しかし、誰に聞くかによって、有効なデータが得られたり、無駄弾に終わったりと、格差が生じてきます。
すべてのお客さまが、ニーズなどを、的確に言語化できるとは限らないからです。
では、的確に言語化できるお客さまは、どのようにして見つけるか。それは、できるだけ多くの人に聞く方法が、基本でしょう。
それは、担当者は言うに及ばず、その上司・部下・同僚などに話しかけ、様々に質問してみると、よくわかります。
言語能力の高い人は、まず的確な言葉をチョイスして、手短に結論から話してくれます。
続いて、その結論の説明をしてくれます。
その後、補足してくれ、最後に総括してくれます。
しかし、残念ながら、そういうお客さまは、全体のほんの一握りしかいません。その分、多くのお客さまと話をしなければなりませんが、最終的に、こういう人を捕まえれば、しめたものです。
そういうお客さまに、こちらの強み(その会社を選ぶ理由)や競合(比較対象)を尋ねると、こちらの意図を把握して、的確な答えを返してくれます。
ヒアリングは、マーケティングでも、商談でも、最も基本的なビジネススキルです。
商談の三原則といわれるHPCでも、Hearing(聴く)は85%、Proposal(提案する)は10%、Closing(契約する)は5%という配分で重要度が示されています。
まずは、キーパーソンを見つけるまで聞きまわり、キーパーソンに出会えた
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