森羅万象から学ぶ羅針盤「素直な心」
2020.10.26
森羅万象から学ぶ羅針盤「素直な心」
松下幸之助は、「素直な心」の大切さを人々に訴え、みずからも素直な心になる努力を続けてきました。それは生涯の目標であったと言っても過言ではありません。
素直というと、おとなしく、何でも人の言うことをよく聞いて、よかれあしかれ、言われたとおりに動くことだと解釈される場合もあります。
しかし、松下の言う「素直な心」は、もっと力強く積極的なものです。利害や感情、知識や先入観など、あらゆるものにとらわれず、物事をありのままに見る心です。
従って素直な心になれば、物事の実相が見えてくる。何をなすべきか、何をなさざるべきかということもわかってくる。そこから、なすべきをなし、なすべきでないことをなさない勇気も湧いてくる。
さらには、寛容の心、慈悲の心も生まれて、人も物も一切を生かすような行き方が取れるようになる。
また、どんな情勢の変化にも柔軟に対応ができ、日に新たな活動を生み出せる。だから、「素直な心はあなたを強く正しく聡明にする」と言い、お互いに素直な心の涵養、向上に努めなくてはならない、と松下幸之助は説き続けてきたのです。
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