森羅万象から学ぶ羅針盤「苦しみを生かす」
2021.01.11
森羅万象から学ぶ羅針盤「苦しみを生かす」
人間は、生きていれば、様々なことに苦しめられます。
その苦しみの正体は、違和感です。違和感に反応しているから苦しいのです。
また、自分の判断によって発生した苦しみは、後悔です。
それは、「やらなければよかった」というポジティブな後悔と、「やっておけばよかった」というネガティブな後悔の2つに分けられます。
「やらなければよかった」という後悔には、失敗のデータが残ります。そのデータは、それを生かし、後の成功へとつなげるための貴重な財産となり得ます。
一方、「やっておけばよかった」では、後に何も残らないのです。
やはり、苦しみもポジティブであるほうが、値打ちがあるのです。
そして、苦しみの末には、必ず喜びがあるものと信じてください。
喜怒哀楽という言葉があります。このうち、喜と楽は、一見似ていますが、結果とプロセスを指すもので、実は正反対の概念なのです。
例えば、苦しい受験勉強を耐え抜いて合格(結果)すれば、それは喜び(喜)です。しかし、受験勉強をサボって遊んでいる(プロセス)と、楽しい(楽)ですが、合格はおぼつかないでしょう。
このように、苦しみは、決して悪いものばかりではないのです。
そして、それは、新しい何かを生み出すきっかけとなり得ます。仕事においても、人生においても、大きく変わるチャンスになるのです。
試練となる苦しみがあれば、それを積極的に生かしてこそ、人として成長するのです。
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