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森羅万象から学ぶ羅針盤「2本目の矢は持たない」
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森羅万象から学ぶ羅針盤「2本目の矢は持たない」

2020.10.15

森羅万象から学ぶ羅針盤「2本目の矢は持たない」
 吉田兼好は、『徒然草』において、弓の稽古で、初心者は2本の矢を持ってはいけない旨を述べています。
 それは、2本目があると、安心して気が緩み、最初の矢を無駄にしてしまう心の隙が生まれるからです。

 どんな時でも「この1本で決めてやる」という気構えが大事であると指摘しているのです。
 しかし、2本目の矢があるとの、1本しかないのでは、集中力に差が出てしまうのは当然でしょう。
 この油断は、自分自身では気が付かぬものです。
しかし、まわりの人、特に指導者はそれを見抜いているものです。

 ちなみに、プロのテニス・プレーヤーのなかには、あえてサーブする球を1つだけしか持たずにコートに立つ選手もいます。

 テニスは、ルール上、2球までサーブできるので、通常は、ポケットにもう1球入れてサーブします。
 しかし、それでは「この1球しかないんだ」という集中力が発揮できません。
 そこで、あえて1球しか持たずにサーブするのです。

 これを応用して、何事も時間を細かく区切って、自分を追い込むのはいかがでしょうか。

 仮に、時間の余裕があっても、「あと1時間で仕上げなければならない」と、自分に言い聞かせながら仕事をすると、集中力も高まります。
 タイムリミットを設け、自分を追い込むことで、人間は本気になるのです。

 もちろん、タイムリミットも、2本目の矢も、2球目のボールも、自分自身で決めることです。
 つまり、自分自身でいくらでも決め事を変えることができますが、もし変えてしまったら、自分に負けたことになります。

強靭な克己心で、自分自身に打ち勝ち、集中力を高め、成果を上げるようにしましょう。

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