NO156森羅万象から学ぶ羅針盤「未来を切り開く」
2020.12.28
NO156森羅万象から学ぶ羅針盤「未来を切り開く」
哲学者・三木清氏は、人生は何事も偶然であり、また必然でもあるとして、それを運命と呼ぶと述べています。
運命においては、偶然と必然が同居しているというのでしょう。
そして、よく天命(寿命など)や宿命(生まれる前から決められた道)は、変えることができないけれど、運命は、本人の努力次第で変えることができるといわれています。
因果という言葉があります。物事には、必ず原因と結果があるというものです。
もし、因果を認めるのであれば、運命という結果にも原因があり、それを自分で掴み、変えていけば、未来を切り開くことが可能であると思われます。
もちろん、前述のように、運命には、偶然と必然が同居しているため、100%確実な未来が約束されるわけではありません。
しかし、原因となり得る、ありとあらゆるものを、良い状態に置くことで、少なくとも、必然の領域を広げることができるのです。
それには、まず、自然体でいることです。他人を意識せず、評価を気にしないことで、自分の気持ちを落ち着かせます。
さらに、良好な人間関係を構築します。人は社会的な動物であるため、人間関係において、お互いに影響を与えたり、与えられたりします。
良好な人間関係は、いつの間にか周囲の環境も良くしてくれます。
また、反省はすれども、いたずらに過去を振り返り、縛られてはいけません。
同時に、常に、前向きな勇気を持ち、「自分は幸せだ」という自己暗示力を高めるのです。
そして、何よりも大事なのは、未来は必ず切り開くことができると、信じることです。
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