森羅万象から学ぶ人生羅針盤「時間はテクニックで長さが決まる」
2024.04.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「時間はテクニックで長さが決まる」
フランスの作家ラ・ブリュイエールは「時間の使い方が最も下手な者が、まずその短さについて苦情をいう」と述べています。
これは、この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』で何度も取り上げているアメリカの経営コンサルタントであるスティーブン・コヴィー氏のベストセラー『7つの習慣』で示されている、自分がなすべきことのなかで、緊急ではないが重要である「第二領域」を最重視しているかどうかが深く関わっています。
つまり時間の使い方が上手な人は、その重要な仕事をやり直しが発生しないように1回で終えるようにしています。さらに別な課題に影響を与えず余計な仕事を増やさないように細心の注意を払っています。
「緊急ではないが重要」な仕事は、重要であるがゆえに仕上げるのに時間がかかるもので、もし下手な処理をすれば何度でもやり直しを余儀なくされます。一方、緊急な仕事は応急処置という手段が仕えるので、その後正式な処理をすれば、すべての行程にかかる時間は意外に短くて済みます。
こうして、1回で完成させ他分野にも一切影響を与えない仕事の進め方をすれば、時間は有効に使えます。もちろん不慮の事故をはじめとするアクシデントによって時間が足りなくなることもありますが頻繁に起こるものではありません。
そして、時間はテクニックでその長さが決まるものだということを忘れないでください。
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