スケルトンのリノベーション

2017.07.19

先日、創業一九四年の歴史を誇る熊谷市の大和屋さまへ
お伺いさせていただき、八代目当主のお話をうかがいました。

木材業者として起業し、現在まで木材販売を軸に時代に適合した経営で、
全従業員意気揚々と地域社会に貢献しています。

その中で、特に感銘を受けたのが、社会的評価の維持、
信用信頼される企業であり続けることの二点を重視していることです。

そして社員が強い意欲を持って楽しく仕事に取り組み
社会に貢献できる企業風土を今日まで継続していました。

躍進でも、経営資源は「ヒト、モノ、カネ、知恵、情報、時間」と定義づけています。
そして会社の財産といえば、第一にヒトであり、ヒトによって内部留保を高めることです。

しかし、五〇年続いていても五一年目に倒産したら何の意味もありません。

大切なのは、不易流行の精神をもって、
いつの時代においても安心して仕事を任せてくれるお客さまと信頼関係を維持することです。

前月号でも述べた我が社の創業精神「お客様の喜び・笑顔が我が喜び」を今一度肝に銘じました。

そして、住宅のストック時代における我々住宅関連企業は、これまでの経験を総動員する時です。

特に老舗の工務店さまの役割は大きく、
住む人にとって快適な暮らし作りを実現するためのリノベーションを実施しなければなりません。

リノベーションは戸建だけではありません。
首都圏においては、年々集合住宅のストックは増加傾向にあります。
工務店さまが培われてきた内装の技術を積極的に集合住宅に生かすべきです。

集合住宅においては、スケルトン・インフィルによるリノベーションも増加しています。
区分所有の間仕切りをすべて取り除き、水周りの配置を変え、
間取りを大胆に変えることも人気のプランになっております。

集合住宅の内外ともに仕事を受注することも、
工務店さまにとって新たなる販路形成になると思います。

そして、外壁・塗装・屋上防水等大規模修繕は、是非躍進を活用していただきたいと願います。

お互いに今まで培ってきた技術と経験を総動員してお互いの知恵を結集し、
お客さまに喜んで頂ける仕事実現で、地域社会に貢献して行きたいと願います。

内外とものリノベーションが必要な時は、お気軽にご連絡ください。

　　　　　株式会社躍進　　代表取締役社長笠井輝夫