森羅万象から学ぶ羅針盤「心理学的視点を持つ」
2020.10.15
森羅万象から学ぶ羅針盤「心理学的視点を持つ」
いまや、心理学の分野は、様々な可能性とともに、基礎、応用心理学ともに、ひろがりを見せています。
商品開発には、心理学を役立てることが欠かせません。消費者の心を知り、それを商品に結び付ける工夫は、時間やコスト以上に、重要なファクターです。
企画の段階では、アイデアを形にする方法を、心理学から学びます。
まずは、消費者心理から入っていくのです。
そして、使いやすく見栄えもよいデザインや機能について、心理学をさらに活用し追及していきます。
つまり、企画を磨き上げるのです。
そして、モニターによる検証と、その意見の分析についても、やはり心理学的なアプローチが必要です。
その検証を、開発にフィードバックし生かすのです。
こうして、出来上がった新商品を販売する際も、広告・宣伝などで、心理学が用いられるのは、言うまでもないことです。
また、商品開発だけでなく、例えば商業ビルを建てる際も、心理学が用いられます。
周りの環境や、ビルを利用する人たちの行動パターンを、十分に検証しないで、設計・建築したビルは、思いのほか、集客できない中途半端な建物になってしまうからです。
ひいては、街づくりにも心理学が役立ちます。
安全性、生産性などを考慮した環境整備、快適性や利便性を支援する街づくりなど、生活環境の設計は、心理学を活用して成り立っているのです。
このように、人を主体にしたモノづくり、環境づくりには、心理学が介在しなければ成り立ちません。
これから心理学を学び取り入れていこうという人は、まず、心理学的視点を持つことから、始めてみましょう。
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