森羅万象から学ぶ羅針盤「ありのままを愛する」
2020.11.09
森羅万象から学ぶ羅針盤「ありのままを愛する」
愛は、本来、与えるものであって、求めるものではないのです。
見返りの愛を期待してもいけないのです。
それでも、人から愛されたいと思うのは、仕方のないことです。
ならば、まず自分から愛してみましょう。
そうすることによって、愛されることもあるのです。
「人から愛されたいけど、どうすればいいのかわからない」という悩みを持つ人は、少なくとも、人に愛を捧げていないのかもしれません。
そして、愛するとは、自分と正反対の価値観を持っている人にでさえ、その価値観のままに認めることなのです。
愛の名のもとに、お互いの違いを解消する必要はありません。どちらかの主張を引っ込めたりするものでもないのです。
ありのままを、愛することなのです。
また、ありのままの他人を愛するように、ありのままの自分を愛してみましょう。
それは、自分のポジティブな部分だけでなく、ネガティブな部分をも愛するのです。
ポジティブな自分は好きだけれど、ネガティブな自分は嫌いだという人は、多いはずです。
しかし、ネガティブな自分を受け入れることは、極めて重要です。
それは、自分の弱さを認めることにつながるからです。
そうすることで、自分を否定することから解放されます。
もちろん、どうしてもネガティブな自分を認められないのであれば、改善していけばいいことです。それもまた、ありのままの自分の意思であるからです。
愛とは、尊敬の念でもあります。
他人はもちろんのこと、自分自身をも尊敬する精神です
尊敬する気持ちがあるからこそ、ありのままを愛せるのです。
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