森羅万象から学ぶ羅針盤「相手を主役にして話をする」
2020.11.20
森羅万象から学ぶ羅針盤「相手を主役にして話をする」
有名なことわざに「話し上手は聞き上手」があります。
話が上手な人は、まず人の話をよく聞いてから、自分の話をするものです。
しかし、往々にして「話し上手の聞き下手」になりがちです。
自分の考えを相手に伝えたいがために、一方的に、自分の主張だけを展開してはいけません。
人を納得させるには、まずその人が強く関心をもっている話題から、会話をスタートすることが大事です。
人間が最も関心を持っている事柄は、ずばり自分自身のことです。
これを踏まえて、誰かと会話を弾ませようと思ったら、相手のことを話題にするとよいでしょう。
相手を認めるような会話を続けると、こちらの話も、必ず聞いてくれます。
相手の話を聞きながら、こちらが伝えたい内容を少しずつ展開していくと、必ず受け入れてくれるものです。
このように、話し上手な人になるには、まず相手を理解し、常に相手を会話の主役にすることです。
さらに、人間観察力も磨かなければなりません。
そして、相手の長所短所を、少しの会話のなかから把握し、それに合わせた話の展開をするのです。
これらは、コミュニケーションの基本とも言うべきものであり、上辺だけの会話のテクニックではないのです。
まさに、聞き上手になることは、謙虚になるということであり、自己の成長にも、大いに反映されるものなのです。
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