森羅万象から学ぶ羅針盤「情報収集の基本」
2020.11.28
森羅万象から学ぶ羅針盤「情報収集の基本」
プライドが邪魔をして、素直に「わかりません」と言えない人がいます。
しかし、そういう人に、情報は集まらないのです。
やはり、「わからないので教えてください」と言えることが情報収集の基本です。そこから、すべてが始まるといってもいいでしょう。
情報は、発信元を確認しながら、複数箇所から集めなければなりません。
例えば、ネット上に公開されている情報は言うに及ばず、内部にいるそのジャンルに詳しい人物や、友人・知人、取引先、さらには外部の専門家といったように、できるだけ多くの人から情報を集めましょう。
集めたそれぞれの情報に、なんら相違がなければ、その情報はそのまま生かされると思います。
しかし、もし、情報に食い違いがあれば、その正確なウラが取れるまで、情報収集を続けることになります。
また、情報に振り回されてもいけません。情報は、必ず取捨選択することが大事です。
現代は、ネットをはじめ、情報が溢れかえっていますが、実際には、そのほとんどの情報は、誰もが知っているものか、役に立たないものです。
そうした情報の中から、誰も知らない、役に立つ情報だけを選び抜くには、無価値な情報を、ばっさり切り捨てることです。
そうすると、また新しい情報が入ってきます。それをまた取捨選択し、それを繰り返すうちに、真に役立つ鋭敏な情報だけが残るのです。
それには、前述のように「わからないので教えてください」と素直にいえる人になることです。
そういう人に対しては、情報を伝えるほうも、「この人は情報の価値を感じてくれる」と認識し、さらに情報を伝えようとしてくれます。
そして、集めた情報を、知恵にまで磨き上げ、活用することができるのです。
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