森羅万象から学ぶ羅針盤「貧富の差は心掛け次第」
2020.12.12
森羅万象から学ぶ羅針盤「貧富の差は心掛け次第」
二宮尊徳の有名な言葉に「貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く」があります。
貧しい人は、借金返済や、物事の後始末に追われながら働き、富める人は、将来を見据えながら働くといった意味に使われるようです。
貧しい人のなかには、酒が飲みたくなると、借金してでも飲んでしまう人がいますが、富める人には、逆に、投資という概念があります。
資格試験に挑戦したり、健康管理のためにスポーツジムに通ったり、たくさん本を読んで教養を身につけたりと、自分にとって役立つことに、投資するのです。
また、人間関係の輪を広げるためにもお金を使います。
ビジネスの基本は、横のつながりです。ネット社会がどんなに発展しても、生身のコミュニケーションなくして、真の人間関係をつくりあげることはできないでしょう。
そのため、確固たる出会いを求めて、オフ会や勉強会、同じ志をもつ仲間が集うグループへの参加などに、積極的にお金を使うのです。
さらに、時間づくりのためにお金を使います。
時間ほど、貴重な資源はありません。自ら手掛ける必要のない仕事は、アウトソーシングするなどして、お金で時間を買うのです。
このように、富者の使ったお金は、新たな価値を生むのです。貧富の差は、心掛け次第で生じるのです。
それでも、悲しいことに、世界を見渡せば、政情不安のため、本人とはまったく関係のない原因で、貧困を余儀なくされている人たちはたくさんいます。
しかし、我が国では、心掛けひとつで、貧しい人にもなれば、富める人にもなれるのです。ぜひ、このチャンスを最大限に生かして、富める人になりましょう。
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