森羅万象から学ぶ人生羅針盤「欲望を制御する」
2021.02.08
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「欲望を制御する」
「この世でいちばん勇気があるのは、ピーナツをひとつだけ食べて、そこでやめられる男だ」(byチャニング・ポロック)という言葉があります。名言というよりも、ユーモアにあふれたジョークのひとつなのかもしれません。
要するに、誘惑に負けない精神力を、例えた言葉です。そして、ピーナツの部分を、たばこやお酒と、甘いものに置き換えると、さらに身近な例えになります。
もし、一日に、たばこは1本、お酒はお猪口1杯、甘いものは甘納豆1粒だけで止められる人がいたら、まさに勇者と言えるでしょう(笑)。
ちなみに、あくまで私見ですが、身体に悪い順にランキングをつけるとすると、おそらく、お酒、甘いもの、たばこの順になると思います。
「酒は百薬の長」と言われますが、それは、お酒が好きな人の言い訳でしょう。
もし、本当に百薬の長として活用したいのなら、1回の飲酒において、ビールなら200㏄、日本酒なら1合が限度のはずです。しかし、お酒が好きな人が、その程度で収まることはないです(笑)。
それに、お酒には、酔うという副作用があります。酔うとは、身体が、一種の機能不全に陥るわけで、単純に考えても、こんな状態になるお酒は、身体に良いわけがないのです。
また、甘いものは、お酒と同様に、糖尿病の原因になりますが、お酒と違って、仕事中でも摂取できてしまう手軽さがあるので、大きな油断につながります。
そして、たばこは、お酒のように、酔うことはありませんが、呼吸器に大きな負担を強いることになり、様々な疾患の原因になります。
しかし、3つとも、「わかっちゃいるけど止められない」のです(笑)。
ピーナツを一粒だけ食べて止められるようなレベルになれとは言いませんが、やはり、何事もほどほどにしなくてはなりません。健康に勝る宝無しなのです。
そして、常に自分の欲望を制御し、徹底的に節制して、健康な日常を手に入れ、幸福な日々を過ごしましょう。
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