森羅万象から学ぶ人生羅針盤「厚みのある人生を送る」

2021.02.26

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「厚みのある人生を送る」
　人の人生を問うとき、細く長く、太く短くなどの言葉が用いられます。
長さは、天命なので、仮に短くても、致し方ないでしょう。太さも、損得が絡んでくるので、場合によっては、不本意な生き方をしなければならないかもしれません。

理想的なのは、長さや太さよりも、厚みのある人生を送ることではないでしょうか。どのような状況にあっても、人間性に大いなる豊かさがもたらされれば、その生き方は極めて有意義で、厚みのあるものになります。それは、時間でも、損得でもないのです。

　厚みのある人生を送っている人は、言うまでもなく、豊富な経験と実績、奥深い知識と知恵があり、人望を兼ね備えた揺るぎない人格者です。
また、当然ながら、その言葉には大いなる説得力があり、無意味な自尊心などなく、その分、他人に対して気を遣うことができます。

人生の厚みは、何事にも確固たる自信をもって臨み、できるだけ多くの人や物事に接し、自分自身を成長させようという努力によってもたらされます。その結果、自分の引き出しが、より多く、奥深く、大きくなるのです。

　厚みのある人生の反対に位置するのは、文字通り、薄っぺらい人生です。上辺だけの知識を身にまとい、実のある経験もなく、何の実績も人望もない人の人生です。
そして、人から、あいつは薄っぺらいと言われることは、恥ずかしいことです。そうならないためには、何事においても真摯な生き方を実践し、物事を奥深く追求していくことです。
それは、チャレンジ精神の表れであり、その結果得たものは、必ずや、その人の内面を成長させ、精神を骨太にしてくれ、厚みのある人生を約束してくれます。

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「厚みのある人生を送る」

社長ブログ新着記事

社員ブログ新着記事