森羅万象から学ぶ人生羅針盤「出世を肯定する」
2021.03.01
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「出世を肯定する」
仮に、すべての政治家を対象に「総理大臣になりたいか?」と質問した場合、おそらく全員が「はい」と答えるでしょう。政治家になった以上、総理大臣を目指さない人はいないからです。
まさに、政治家とは、そういう人たちなのです。そのくらいの志、意気込みがないと、政治家という職業は務まらないのです。
そして、これは、ビジネスマンの世界にも、大いに通じることなのです。
例えば、社員を対象に、「将来どの程度まで、出世したいか」と尋ね、トップをはじめ、役員クラスを答える人ほど、仕事ができる傾向にあります。
つまり、出世を肯定するから、自らを成長させようと努力し、よい仕事ができるのです。
成長するには、目の前に立ちはだかる壁を乗り越えなければなりません。その原動力が、よい仕事を生み出すのです。その結果、組織の中で認められ、出世していくのです。
さらに言えば、出世とは、自分の仕事が、組織の中だけでなく、世の中でも認められたということでもあるのです。
例えば、テレビに出ている文化人は、その分野における仕事の実績が評価されているから、注目されているのです。大学教授をはじめ、みんな出世している人ばかりが、マスコミに登場しているのです。
仮に、趣味の世界で一流であっても、世の中で認められるとは限りません。
よく「出世なんて気にしない」と言う人がいますが、そういう人は、マイペースな部分がある半面、いわゆる成長性が期待できないのです。
そして、出世に関心がない旨の言葉を口にした段階で、間違いなく出世コースから外されるでしょう。仕事ができる人は、そういうことは言わないからです。
組織や世の中で認められるためには、出世を大いに肯定しましょう。そして、人一倍の努力をして、必ず栄冠を勝ち取ってください。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を失うような出来栄え」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」