「シンプルライフスタイルで、幸福人生街道を創造する」
2021.03.20
「シンプルライフスタイルで、幸福人生街道を創造する」
現在のように、モノが溢れ、何一つ不自由なく手に入る時代になったからこそ、欲望で自分を見失わず、自分に相応しいライフスタイルを確立すべきだと思います。
私は、2012年11月に脳内出血、2014年12月に肝臓癌が発見されました。
そして、2度の大病を経験して、半世紀を述懐し、人生の棚卸しをしながら、今までの経験を総動員して、新たなる価値を取り入れ、シンプルな生き方を考えるようになりました。
自分にとって不要なものは捨て、一番大切な必要なものを中心に暮らすシンプルライフスタイルこそが、心豊かで、幸福な暮らし方ではないだろうかと考えるようになりました。
重ねて、質素倹約の生き方も、実践するようになりました。決してケチということではありません、必要なところにはお金を使い、必要のないものにはお金は使わない。即ち、無駄遣いはせず、活きたお金を使う考え方です。
また、老子の言葉に「足るを知る」があります。何かを得て、それに満足するということではなく、常にあるがままの現実に満足するという意味です。それは、森羅万象に感謝をする生き方、「報恩感謝」の根幹といえましょう。
常に、日々報恩感謝を根っこに置き、喜び生活、喜び仕事、喜び人生を謳歌する生き方が、幸福街道と信じて勇往邁進しています。
ここで言う謳歌とは、恵まれた境遇を大いに楽しみ喜ぶことです。このような生きかたが幸福だと考えました。
幸福には「相対的幸福」と「絶対的幸福」の2通りがあります。
「相対的幸福」とは、物質的の充足であり、欲望が満ち足りた状態をいいます。しかし、欲望には際限がありませんし、たとえ、一時は満ち足りたようでも、永続性はありません。外の条件が整った場合に成立する幸福なので、条件が崩れた場合には、その幸福も消えてしまうのです。
これに対して、「絶対的幸福」とは、どこにいても、また、何があっても、生きていること自体が幸福であり、楽しいという境遇精神をいいます。
それは、外の条件に左右されることのない幸福なので、「絶対的幸福」というのです。
現実世界に住んでいる以上、人生には、さまざまな苦難はつきものです。
山登りに例えていえば、頑健な体の持ち主が、少々重い荷物を背負っても悠々と山道を登ることができるように、自身の生命に絶対的幸福精神を確立した人は、さまざまな困難が起こったとしても、その困難をバネとして、強い生命力を湧き出させ、逆境を悠々と乗り越えていくことができます。
そして、頑健な人は、むしろ、山道が険しければ険しいほど、それを克服していく喜びを味わいます。
それと同じように、あらゆる困難を乗り越えていく生命力と智慧を身につけた人にとっては、困難が渦巻く現実世界そのものが、充実感に満ちた価値創造の自己を鍛え磨く、人生道場となるのです。この人生道場こそが幸福なのではないでしょうか。
このように、シンプルライフスタイルを模索しながら、我が使命責務を、幸福最高責任者CHO(チーフ・ハピネス・オフィサー)として認識し、そして、今まさに「自他共幸福実現」へ挑戦の途上であります。
そのテーマは、「喜び生活・喜び仕事・喜び人生!人生そのものを愉しむ!」です。
先ずは、人生そのものを愉しむ生き方の中に、周囲を巻き込んで、共々に幸福街道路線を歩めるようにしたいと熱望しています。
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