森羅万象から学ぶ人生羅針盤「完璧に囚われない」
2021.04.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「完璧に囚われない」
スペインの画家サルバドール・ダリの言葉に、「完璧を恐れるな。完璧になんてなれっこないんだから」があります。
確かに、そうかもしれません。常に完璧な人間であろうとすると、そんな自分を守ろうとして、何をやるにしても、怖気づいてしまうようになります。
これに関連して、以前、「完璧主義を要求しない」として、完璧主義は、あくまで自分への戒めであり、目標として活用すべき考えであることをご案内しました。
言い換えれば、仕事の内容は、完璧を目標にしなければなりませんが、人間としては、完璧である必要はないという意味なのです。
確かに、仕事は、どんなものでも、完璧に仕上げなければなりません。
特に、住宅に関連する仕事には、地盤改良工事や基礎工事など、やり直しの利かないものもあるため、完璧であって合格点でしょう。
それに対して、人間として完璧になることは、不可能であるといって間違いありません。誰しも、不完全なままなのです。しかし、不完全であるからこそ、常に努力を続けていこうとするのです。
そして、努力は、永遠に続けなければならないでしょう。ダリの言葉通り、完璧な人間になんてなれっこないからです。決して、手の届かない目標だからです。
それでも、その努力は、成長という足跡を、確実に残してくれます。
決して、完璧に囚われてはいけません。前述の通り、失敗を恐れて、チャレンジ精神が委縮してしまうからです。人としての完璧は、達成できないものの、努力することに、大いなる意味があるのです。
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