森羅万象から学ぶ羅針盤「失敗は未来を変える一歩」
2021.05.06
森羅万象から学ぶ羅針盤「失敗は未来を変える一歩」
これまでに、『論語』の「過ちて改めざる、これを過ちという」や、「過ちては則ち改むるに憚る(はばかる)こと勿れ(なかれ)」など、失敗や過ちに関する言葉をご案内してきました。失敗や過ちは、必ず改めなければならないのです。
そして、西洋のことわざにも、「失敗はつまずくことではない。つまずいたままでいることだ」があります。つまずいたままとは、失敗に対して、何のフォローもしないことです。つまり、失敗の状態が、継続していることなのです。
しかし、失敗しても、すぐさま立ち直り、リカバリーすれば、その失敗は改善へとつながるのです。
さらに、アメリカの医師で生物学者のオズワルド・アベリー氏は、「転んだらいつでも何かを拾いなさい」と述べています。
つまり、転んでもただでは起きるなと、言っているのです。
一般に、転んでもただでは起きぬは、欲の深い人を揶揄して使うことがあり、決して、良い意味の日本語ではありませんが、アベリー氏は、失敗から何かを学び、それを自分の血肉にすることで成長するとしているのです。
一番大事なことは、発想を逆転させることです。つまり、失敗してよかったと思うことです。失敗したからこそ、新たなビジネスチャンスに気付くことにつながるのです。
そして、気付いたビジネスチャンスを実現させるには、必ず、一歩一歩慎重に物事を進めなければなりません。やはり、転んでもただでは起きないためには、「急がば回れ」を実行するのです。
失敗は、視点を変えれば、新たな成功への入り口になります。そして、それは未来を変える一歩でもあるのです。
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