森羅万象から学ぶ人生羅針盤「友情に厚い人が認められる」
2021.06.05
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「友情に厚い人が認められる」
友情に厚い人の定義として、例えば、友人がピンチに陥っているときに、全力で助けられる人というようなことがあげられています。
しかし、よほどの利己主義者でない限り、困っている人を助けるのは誰にでもできることなので、それは、友情に厚い人というよりも、ただの親切な人に過ぎないのです。
真の友情とは、自分自身がどん底の状態にあって、どうにもならないときでさえも、友人の成功を心から喜べることなのです。
仮に、自分がみじめな状態にあるときに、恵まれた友人の姿を見て、自分の中に嫉妬心が湧いてくるようであれば、そこには友情はないのです。
そして、友情に厚い人は、そもそも、嫉妬自体をしないものです。常に他人を思いやる気持ちを持っており、他人の成功を自分の成功のように思っているため、心から称賛することができるのです。
さらに、思いやりに溢れているだけでなく、常に冷静で客観的で、何事にも中立です。それだからこそ、自分が置かれた状況に左右されることなく、他人を見つめることができるのです。
そして、そういう人だからこそ、無駄な勝ち負けに固執しません。議論はしても論争をすることはないのです。それは、非生産的な行為であり、不要な摩擦を生むことを知っているからです。
当然ながら、そのような人には、自然と人が集まり、有形無形の援助を差し伸べてくれます。つまり、その人の後押しをしてくれる人が、何人も現れるのです。真に友情に厚い人が認められることは、誰が見ても間違いないことなのです。
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