森羅万象から学ぶ人生羅針盤「勉強が人生を豊かに彩る」
2021.07.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「勉強が人生を豊かに彩る」
これまで、「習うは一生」ということわざをご案内していますが、確かに勉強は一生続ける必要があると思います。
そして、年を取っても勉強を続けている人は、無理やり勉強しているわけではなく、好きで勉強しているのです。
そもそも、勉強の本質は、分からなかったことが分かるようになることです。
これに関連して、以前、×を〇に変えたら勉強になり、×から〇に変える瞬間だけを楽しんだほうがいいことをご案内しました。そうすることで人は無限に成長し、大いなる喜びを感じるのです。
誰しも勉強によって、自分がグレードアップすることは喜びに違いないので、本来なら勉強が嫌いになること自体がおかしいのです。
スポーツなら、昨日までできなかったテクニックが、練習の積み重ねによってできるようになれば、大いに喜ばしいことです。勉強も同じで、スポーツの達成感と同じ喜びを感じるのです。
勉強が嫌いになるのは、本人よりも、周りに原因があることが多いようです。
最も顕著な例として、教師や親が、子供に対して、勉強への興味を失わせるようにしたことがあげられます。
分からないことがあっても、絶対に「何で分からないんだ」などという言葉をかけてはいけません。そして、勉強を強制したり、他の子と成績を比べたりしてもダメなのです。必ず適切に教え諭し、良いところは褒め、勉強に対し一層の興味が湧くようにするのです。
勉強によってグレードアップする喜びを知れば、日々の生活において、退屈を感じることはなくなります。さらに、ひとつの勉強から他の勉強へと、次々に興味が湧いてきて、新たなる発見の連続を体験します。
そうすれば、この世は、興味の尽きない世界となり、おのずから人生の彩りも豊かになるのです。
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