森羅万象から学ぶ人生羅針盤「良い言葉とつき合う」
2021.07.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「良い言葉とつき合う」
言葉の持つ影響力を考えた時、国文学者・吉田精一氏は、「『言葉づかい』という言葉があります。『近所づき合い』という言葉もあります。しかし、どの辞書にも『言葉づき合い』という言葉はありません。私は人生はこの『言葉づき合い』の積み重ねと思っているのです」と述べています。
人間は、つき合う言葉に影響されるものです。その最も顕著な例が、ポジティブな言葉とつき合うか、ネガティブな言葉とつき合うかの違いに表れるのです。
ビジネスにおいて成功する人は、間違いなく、日頃からポジティブな言葉とつき合っています。「ダメだ」「できない」ではなく、「大丈夫だ」「必ずできる」という言葉とつき合っています。そして、その言葉に動かされ、物事を前向きに、良い方向に導き、成功を収めているのです。
特に、大病をした時などは、必ずポジティブな言葉とつき合わなければなりません。必ず治る、復帰できるという言葉が、病魔を遠ざけるのです。病気に限らず、どんな困難に直面しても、ポジティブな言葉とつき合っていれば、克服できるものなのです。
また、言葉づき合いが上手い人は、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換えることに長じています。それは、人を不愉快にさせないための重要なテクニックでもあるのです。例えば、服装の趣味が悪いと言われれば、誰でも気分悪くなりますが、個性に溢れ印象的だと言えば、差し障りがなくなります。
このように、ポジティブな言葉をはじめ、良い言葉とつき合い、言葉の力を生かせるようになれば、人生は実り多きものになるのです。ぜひ実践し、その手応えを確認してください。
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