森羅万象から学ぶ人生羅針盤「パイオニア精神を養う」
2021.11.05
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「パイオニア精神を養う」
以前、科学者ニュートンの言葉である「私が彼方を見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に乗っていたからです」をご案内しました。巨人の肩とは、先人が残した数々の偉業で、現在の世の中の様々な状況は、そうした積み重ねの上に成り立っていることを説明しているのです。
しかし、その巨人も生まれた当初は小さく、その後、様々に蓄積していき、巨人に成長したのでしょう。そして、その巨人の原型を生み出したのは、パイオニアと呼ばれる人なのです。つまり、パイオニアがいなければ、未知の分野は未知のままで終わり、誰もその分野を発展させることなく、今日に至るわけです。
そんなパイオニアになるには、勇気とアイデアと行動が要求されます。
まず、勇気がなければ、未知の世界に足を踏み入れようと思うことはできません。その勇気を支えるのは、予想されるリスクを綿密に計算する冷静な心です。
次に、未知の世界に挑む以上、自分自身にも、誰もが考えないような未知のアイデアが必要不可欠で、それを踏まえて、試行錯誤を繰り返し、失敗を生かしていくのです。
そして、考える以上に、人一倍に行動することが重要です。未知の世界に挑む場合、むしろ考えすぎないほうが上手くいくことがあり、必要最低限の考えがまとまったら、即行動することで成果が得られるのです。
パイオニアとは、ジャングルの中を、道を拓いて進むような存在です。誰しも、人が作った道を歩んだ方が楽です。ビジネスの世界でも、パイオニアには市場開拓と価格の決定を要求されるため、慎重になってしまうのです。
しかし、それでも成功した時には、先駆けとなった人にしか味わえない大きな喜びが待っています。そんな喜びを知るために、パイオニア精神を大いに養いましょう。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を失うような出来栄え」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」