森羅万象から学ぶ人生羅針盤「いつでも現在がスタート地点
2021.12.27
いつでも現在がスタート地点
喜劇王チャールズ・チャップリンの有名な言葉に「私の最高傑作は次回作だ」があります。また、現在54歳でありながら、現役選手として活躍しているプロサッカー選手の三浦知良氏も、38歳のときに「全盛期?これからだよ」と述べています。
これに対して、ある段階で「ここが自分の頂点だ」と思ってしまえば、その人は間違いなくそこで成長が止まってしまい、誰もその後を評価してくれなくなってしまいます。やはり、いつでも現在こそがスタート地点であることを忘れてはいけないのです。
例えば、小説家として生き残れない人などは、新人賞の受賞作が、その作家にとっての最高傑作であり、次回作以降のクオリティが、どんどん低下していくからです。要するに、新人賞までの人、もしくは新人賞だけの人であり、新人賞からの人になれないのです。
そして、これは映画、サッカー、小説の世界に限らず、すべての業種に言えることです。営業マンであれば、来月がこれまでの最高成績を達成する、開発部門であれば、今まで以上に優れた製品を生み出すという精神でいることです。昨日よりも今日、今日よりも明日という気持ちで、自分の可能性を信じ、絶対に限界を決めないことです。
決して〇〇までの人、〇〇だけの人になってはいけません。〇〇からの人になるには、チャップリンや三浦知良選手のように、自分には大いなる可能性があると信じ、いつでも現在をスタート地点として、そこから本当の限界に達するまで不断の努力を続けることが不可欠であると肝に銘じておきましょう。
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