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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「貧困で冷静さを失わない」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「貧困で冷静さを失わない」

2022.02.05

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「貧困で冷静さを失わない」
 有名なことわざに「貧すれば鈍する」があります。貧乏をすると、毎日その生活のことばかり考えるようになるため、人は知恵や頭の回転が衰えてしまい、賢い人でも愚かになるということで、また、暮しが貧しくなれば、心までも貧しくなるものだということ意味です(故事ことわざ辞典より抜粋・要約)。

 さらに、「貧困は不道徳にする。財産をなくす者は分別をなくす。貧乏していてなおかつ誠実でいるのは困難な課題である。貧困のために損なわれない美徳はない」などとも言われており(故事ことわざ辞典より抜粋・要約)、経済的な不幸は、精神的な不幸を招いてしまうのです。

これに関連して、以前、中国の書物『管子』の牧民篇に出てくる「衣食足りて礼節を知る」という言葉をご案内しました。衣服や食糧などをはじめ、まず生きるために必要なものが満たされてはじめて、礼節などの道徳やマナーにも目を向ける余裕がでてくることを表しています。

 まさに、余裕がなくなることで、判断力の低下を招くことが一番恐ろしいのです。例えば、物心共に豊かな時に出会う知識や情報は、それを有効活用することができるので、大いなる効果を生みます。

しかし、貧しく冷静さを欠いた時に出会う知識や情報は、十分な判断力を確保することなく利用してしまうので、かえって不幸を加速させることもあるのです。特に、悪意のある甘言に惑わされることが一番危険です。不安定な時ほど、他人の言葉を盲目的に信じ込んでしまうからです。

 金銭的な豊かさを過度に求める必要はありませんが、冷静さを失うような貧困に陥ることの無いように、仕事をはじめ全力で自分の課題に取り組み、物心の幸せ確保に努めましょう。

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