森羅万象から学ぶ人生羅針盤「健康の基本原則に則る」
2022.06.21
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「健康の基本原則に則る」
現在は梅雨の真っ只中で不安定な陽気が続くため、体調を崩しがちな人もいらっしゃると思いますので、今回は健康に関するお話しをします。
以前、健康の秘訣として「腹八分目に医者いらず」という言葉をご案内しました。心身ともに健康な人の食事はバランスが良く、腹八分目を維持しています。
腹八分目の目安は「とりあえず腹ペコ状態から脱した」と感じるラインです。飢餓感がなくなったことは「栄養摂取はこれで十分」というサインであり、それ以上は必要ないのです。そうすれば「腹八分目で医者いらず」が実現できます。
また、体に良いものを摂取するよりも、体に悪いものを排除するほうが効果的です。あれこれ健康食品に手を伸ばすよりも、お酒やたばこなどを少しでも止めるのです。なぜなら、その分だけ内蔵の負担が確実に減少し、自浄作用でどんどん健康が確保されていくからです。
さらに、子供のころ、「笑顔で楽しく食事をすると玉子3個分の栄養が摂れる」と言われたことを思い出します。これは、楽しく食べると副交感神経の働きが活発になり、消化・吸収が良くなるからです。食物の栄養は100%吸収されるわけではないので、楽しく食べることで玉子3個分だけ歩留まりが向上するのです。
最近では、生卵は納豆に含まれるビオチンの吸収を妨げる、納豆菌が産出する酵素は熱に弱いので温かいご飯に乗せるのは良くないという、これまでの食習慣にダメ出しするような栄養情報は流布されていますが、その影響は些細なものでしょう。それよりも健康の基本原則に則り、何事も難しく考えずに、美味しく楽しく正しく食事をするだけで、多大な健康上のメリットが得られることを忘れないでください。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を失うような出来栄え」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」