森羅万象から学ぶ人生羅針盤「周囲に認められる個性」
2022.07.03
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「周囲に認められる個性」
一般に個性と言えば、「個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。パーソナリティー」などと説明されています(デジタル大辞泉より抜粋・要約)。しかし、ビジネスシーンにおいては、周囲にその価値を認められてはじめて個性として成り立つのです。
これについて、プロ野球監督であった野村克也氏は「個性というのは人間の個人差のこと」であるとし、その上で「周りの人間の承認や納得が得られるもので、なおかつ輝いて見えるもの」と説明しています。つまり、少なくともビジネスの世界では、独りよがりの場違いな個性は、本当の個性ではないのです。
例えば、外見の個性で言えば、銀行員が奇抜な髪型や服装で仕事に臨んでも、一切受け入れてもらえないはずです。仮に芸能人でも、その人の良さを最大限に活かした装いでなければ、個性として無価値なのです。
ビジネスマンであれば、清潔感溢れる身だしなみに整えるだけでなく、礼儀やマナー、モラルと言ったビジネスマンの基本を順守しながら、自分にしかできないやり方で、必ず成果に結びつく個性で勝負しましょう。
例えば、独自の発想と人脈を生かしてビジネスモデルを創ったり、プログラムの特技を生かして、誰も思いつかないアプリケーションを開発したりすることです。そうすれば、周囲に認められる個性として大いに評価されるのです
画家の世界でも同様です。ピカソやゴッホをはじめ世界的に評価されている画家は、みなその個性が周囲に認められているから、歴史に名を残しているのです。まさに周囲の承認と納得が得られてこそ、輝いて見える個性であることを忘れないでください。
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