森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言霊を最大限に生かす」
2022.07.06
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言霊を最大限に生かす」
日々様々な言葉に出会い向き合っていますが、その意味を実践してこそ言霊（ことだま）が生きると思うのです。そのため、いかに言霊を生かすか、その都度自分なりの考察をご案内している次第です。
言霊を生かそうと思っている人は、例えばビジネスセミナーを受講して良い言葉、情報を得たら、講演後にすぐにその足で書店に向かい、それに関連する書籍や雑誌を買い求めて、帰りの電車の中ですでに勉強をしているものです。
反対に、セミナー会場を後にした途端に「さあ軽く一杯飲もうかな」と考えるようでは、一気にモチベーションが下がってしまい、言霊が死んでしまうでしょう。やはり言霊は、少しでも早く役立て、成果に結びつけてこそ生きるのというものです。
これに関連して、マルチタレントのリリー・フランキー氏は、「サンドウィッチの語源なんて知ってて何の役に立つんだって思う。それより、旨いサンドウィッチを作れるほうがいい」と述べています。もちろん、サンドウィッチの語源を知ることに価値はないと否定しているわけではなく、言葉の有用性の優先順位を示しているのです。
サンドウィッチという言葉に触れたら、まず食べてみたい、どこで手に入れればいいのかと考え、美味しいサンドウィッチを売っている店を探すでしょうが、同時に「自分で作れれば食べられるだけでなく、場合によっては売ることもできる」という発想にもなり、新たなビジネスチャンスにつながるのです。
このように、ビジネスマンとして、あらゆる言葉の有用性の優先順位を正しく捉えておけば、その言霊を最大限に生かすことになることを肝に銘じておきましょう。
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