森羅万象から学ぶ人生羅針盤「アレンジは価値創造」
2022.10.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「アレンジは価値創造」
経営学者P.F.ドラッカー氏や、松下電器産業(現パナソニック)創業者・松下幸之助氏、本田技研工業創業者・本田宗一郎氏のような著名な先達経営者の言葉を取り入れる場合、中小企業である私の会社・躍進の環境には適さない部分があれば、適切にアレンジして活用しています。なぜなら、アレンジは単なる自己流ではなく、新たな価値創造を実現しているからです。
ドラッカー氏や松下幸之助氏、本田宗一郎氏らの言葉に、新たな価値を加えるなどと言えば、非常に身の程知らずな発言に聞こえてしまうかもしれません。しかし、言葉をアレンジして活用することによって、弊社躍進で大いに生かされているという事実があれば、それはまさに価値創造以外の何物でもないのです。
さらに言えば、もし躍進流にアレンジした言葉の方が、他の会社経営者のみなさまにとって使い勝手が良いというのであれば、まさに弊社以外にも役立つという価値創造になっているのです。
究極のアレンジは、以前ご案内しました「守破離」です。守破離の「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階であり、「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階です。そして、「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階とされています(デジタル大辞泉より抜粋・要約)。
理想を言えば、自分の発する言葉が、ドラッカー氏や松下幸之助氏、本田宗一郎氏から守破離できればとも思っています。そして改めて、アレンジは間違いなく新たな価値創造であることを強く認識し、その価値を自他ともに大いに活用していくことを肝に銘じた次第です。
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