森羅万象から学ぶ人生羅針盤「時間を使う意識を上げる」
2023.01.28
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「時間を使う意識を上げる」
これまでに、優れたビジネスマンの多くが、Time is MoneyではなくTime is Lifeであると指摘し、たった1分1秒でも時間は人生の一部としてお金よりもはるかに値打ちがあると認識していることをご案内してきました。
これに関連して、ある電機メーカーの創業者は、新人の入社試験で早く弁当を食べた学生から採用合格を出したという伝説的なエピソードを残しています。
しかし、早く昼食を済ませて、休み時間でも仕事に取り掛かれという強制ならば、少なくともこの令和の時代では通用しない価値観であるばかりでなく、そもそも労働基準法に抵触するでしょう。
では、令和の時代で活躍する若い社員は、ランチタイムのすべてを食事に費やしているかといえばそうでもないのです。もちろん20分ぐらいで食事が終わるのですが、大抵はその後スマホでゲームをしています。
もちろん、休み時間をどう使おうが個人の自由ですが、それでも意識の高い社員は、新聞やネットでニュースを閲覧したり、仕事に関連する新製品の情報を集めたり、ライバル会社の動向を調べたり、場合によっては資格取得のための受験勉強をしたりと、決して遊んではいません。
また、20分前後の昼寝も健康上有効で、午後の仕事の英気を養うためにも決して無駄ではありません。要するに、休み時間といえども、時間を有効に使う意識を上げるべきなのです。こうした積み重ねは、知らず知らずのうちに大きな差となって表れることを強く認識してください。
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