CHOとして「幸せの球拾い」をする
2023.02.07
CHOとして「幸せの球拾い」をする
躍進において、去る2月1日付けで、私の次男の笠井正行が代表取締役社長に就任し私は会長職となりました。しかし、正式にはチーフ・ハピネス・オフィサー(Chief Happiness Officer、以下CHOとする)、「幸福最高責任者」と名乗るようにしています。
一般的なビジネス用語の解説では、社長職は、COO(Chief Operating Officer)の略で、日本語では実務上の「最高執行責任者」となります。一方会長職はCEO(Chief Executive Officer)で、日本語では「最高経営責任者」という意味になり、やはり社長よりもランクが上で責任が重いのです。
そのため、正行新社長が全力を出し切れるように、社長をCEOとしてCOOを置くことなく、私はCHOとなったのです。そんなCHOの果たすべき役割は、社員の幸福を高めることで、それぞれの意識を上げ会社の成長に役立とうというものです。
しかし、幸福は人それぞれに違います。そのため「これが幸せだ」とか「こうすれば幸せになれる」などというような、幸福の押し売りは一切致しません。
それでも、古代ローマ帝国の政治家セネカが述べた、将来のことを不安に思って実際に不幸になる前に既に不幸になってしまうことだけは避けたいと思います。まさにこれほど無意味で悲惨な考え方はないからです。
それならば、そんな不幸に対しては、いかに考え、いち早く具体的な準備を始めることに以外に対策の手はありません。私はまさにCHOとして、そうした援助に徹して会社を盛り上げていこうと思っています。
いわば「幸せの球拾い」です。しかし「幸せの球拾い」こそ、社員の意識向上と会社の成長に貢献するものは無いと、改めてこれからの自分の役割を強く認識している次第です。そんな私のCHOとしての活躍に期待と応援をお願い申し上げます。
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