森羅万象から学ぶ人生羅針盤「怠惰を最大の恥と心得る」
2023.05.19
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「怠惰を最大の恥と心得る」
特別連載『自己超越の十訓』の最終回第10回目のテーマは、「怠惰を最大の恥と心得る」です。これに関連して、以前カトリック教会が示している「7つの大罪」(傲慢、憤怒、嫉妬、怠惰、強欲、暴食、色欲)をご案内しました。
これは不幸を生む要素で、躍進が毎月発行している『住宅情報誌躍進』244号(2023年4月号)においては、ビジネスにおける幸福実現のために解決しなければならない不幸の優先順位では、怠惰がトップに位置しました。
怠惰の罪の代表は手抜きです。あらゆる仕事は、完璧に完成してはじめて認められるのです。つまり手抜きは仕事をしたふりをしているだけなのです。
また、無知も怠惰の代表の1つです。専門知識はおろか常識さえも学ぼうとしなければ人間としての成長は一切なく、自己超越など夢のまた夢です。
また、無視や無関心、注意力散漫による見過ごしも怠惰の罪です。さらに、自分に対して怠惰になるだけでなく、人に対しても怠惰になり無関心になれば相互扶助の精神が失われ、社会性が破壊されてしまうのです。
しかし、ありがたいことに、怠惰には勤勉という美徳が対応しています。この勤勉を守り実行することが、自己実現を経て、最終的に自己超越するための必要不可欠な要素です。
ビジネスマンならば、怠惰を最大の恥と心得て勤勉を身につけ、さらに他の6つの大罪(傲慢、憤怒、嫉妬、強欲、暴食、色欲)をも捨てることが幸福を生み、自己超越に向かう第一歩であることを強く認識してください。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「部下を育てる上司の重要性」