森羅万象から学ぶ人生羅針盤「対等な人間として認めてもらう」
2023.05.27
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「対等な人間として認めてもらう」
ある先哲の言葉ですが、「偶然が私たちの両親をつくり、選択が私たちの友人をつくる」があります。確かにどんな両親の間に生まれるかは偶然に支配されていますが、友達については自分で選べるのです。
しかし、他人から友達として選んでもらえない人、つまり友達のいない人の共通点は、相手に対等に見てもらえないことです。対等と認めるに値するものが無い、つまり「自分が無い」ために対等とみなされず、友達に選んでもらえないのです。
相手の長所と短所を認め、自分との比較において総合的に対等な魅力があると思えば友達に選ぶはずです。しかし、「自分が無い」人からは何の魅力も感じられず、一緒にいる時間が無駄に思えるのです。
しかし「自分が無い人」にも、一見友達がいるように見えますが、それは友達ではなく単なる遊び相手です。しかも、いわゆる「パシリ」として仲間に混ぜてもらっているに過ぎず、決して対等な人間関係の中にいるわけではありません。
対等な関係とは財産や学歴の比較ではなく、自分の信念を持ち、それを明確に示してこそ成り立つものです。当然、友達として選ぶ権利は自分にもあり、もし相手が「自分が無い人」であれば、こちらから友達付き合いを願い下げることもできます。
まずは、明確な自我を確立し、対等な人間として認めてもらいましょう。これは、友達は言うに及ばず、ビジネスパートナーの選択条件の最上位に位置するものでもあることを忘れないでください。
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