森羅万象から学ぶ人生羅針「強い信念でハンディキャップを乗り越える」
2023.07.25
森羅万象から学ぶ人生羅針「強い信念でハンディキャップを乗り越える」
私の友人は都心の住宅密集地に暮らしており、町内会に入っていますが、その年会費はたった1200円、月額100円です。近所の公園の掃除などが主たる活動なので少額で事足りてしまうのです。
一方、その友人の同級生は富山県在住で、町会費は年間1万2千円です。つまり、友人が加入している町会の10倍の町会費を請求されるのです。
この根拠は豪雪対策です。これに関連して、内閣総理大臣を務めた田中角栄氏は「雪はロマンなどではない。生活との戦いなんだ」と述べています。新潟県出身の田中氏は、雪の辛さを嫌というほど身をもって体験しているからです。
そしてこれが、田中氏が政治家を志した動機の1つにもなりました。雪害を少しでも減らして、都会で暮らす人とできるだけ同じような豊かな生活を、政治の力で実現しようと思ったのです。それが「日本列島改造論」に発展し、東京一極集中の排除を行い、次々に新幹線を通し、経済をはじめ様々な地方分権を行い格差是正に尽力したのです。
これは、私の会社・躍進のような中小企業のビジネスでも同様です。豪雪対策と中小企業経営なんて、一見つながりがないように思えますが、ハンディキャップを克服しようという強い信念が求められるという共通点があります。
大手に負けないようにするには、中小企業ならでは小回りの利くサービスを展開するなどの工夫をすれば、大手の機動力に十分対抗していけるのです。前述のように、強い信念をもってハンディキャップを乗り越え、大いなる成果を掴み取りましょう。
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